映画「免許がない!」あらすじ

大人気の俳優「南条弘」は、大きなコンプレックスを持っていた。それは「免許がない」ということ。
共演する役者にそれを馬鹿にされたことをきっかけに、南条は何がなんでも免許を取ることを決意する。しかも今から。
撮影の真っ最中にもかかわらず免許を取りに行くと言い張る南条。周囲は呆れ困り果てるが、結局その熱意に負け、撮影を中断することを許可。
南条は本名の「南すすむ」になり、スターとしてのオーラを完全に消し去り、分厚いメガネをかけ、合宿での免許取得に挑む。
入った合宿所では若者がほとんどで、南条は変わり者扱い。
最初の教習から暴走運転をやらかし叱られる。その後も、無駄に色気のある女性教官、ミスに対しグチグチ文句を言う偏屈教官など、個性豊かな教官に南条は大苦戦。
ついには偏屈教官にブチ切れてコースを爆走。「バカジジイ」と言われたことで、ついに南条の怒りは頂点になり、教官と掴み合いの乱闘を繰り広げる。
スタッフが奔走し何とか退所は免れたが、この一件が騒ぎとなり「南すすむ」はアクションスター「南条弘」だったことがバレてしまった。
当然のごとく一躍教習所で生徒達の注目の的となる南条。
調子に乗った彼は、スタッフ達と勝手に夜の教習コースを使い練習していたところを、教官「照屋」に見つかり激しく叱責される。
照屋は教習所屈指の「堅物」として生徒に恐れられていた。
そして迎えた仮免許の修了検定。担当教官は、あの堅物「照屋」果たして南条は仮免検定を突破し、卒業検定へと進めるのか。

映画「免許がない!」感想

教習所へ通ったことのある人もない人も楽しめる映画だと思います。
通ったことがある人なら坂道発進で下がってしまう時の焦りようは笑えますし、踏切で窓を開けるという謎ルールにズハズバ不満をぶちまける南条に共感したりと、面白ポイントが盛りだくさんです。
通ったことがない人でも、現実にいそうでいないような、絶妙な変わり者の教官たちがどんどん登場するので、次はどんなの出てくるんだ?とワクワクしながら観れると思います。
口の悪い偏屈教官も実際にいたら嫌ですが、片岡鶴太郎さんが演じているせいか、コミカルさがあるので嫌な感じはあまりしません。この配役は素晴らしい!
主人公の映画スター「南条弘」に関しても、舘ひろしさんが演じているため、役と現実がごっちゃになり、南条が面白いのか舘ひろしさんが面白いのか分からなくなってきます。
途中で少しヒューマンドラマのようなシーンが出てきますが、全体の「おふざけ感」があるせいか全く感動しません。(いい意味で)
20年以上前の作品ですが、今、どんな人が見てもツボにハマるシーンが必ずあり、中毒性満載の映画だと思いました。